雪舟筆 秋冬山水図双幅 国宝 昭和48年5月講談社発行 大塚工藝社 桐箱在 解説書在 軸先木 紙本工藝品 国宝 雪舟筆の山水画双幅です。この複製画は昭和48年5月30日 講談社より発行され、大塚工藝社の複製画で御座います。 略歴・・・京都相国寺で禅の修学と絵の修学を行った後山口県の大名大内氏の擁護を受け遣明船で中国へ渡る。 室町時代15～16世紀初（1420年~1506年？） 作品・・・秋景では、画面左下から水の流れに沿って道をくねらせ、途中語り合りあう二人の人物を点景におき、更に 楼閣、遠山と手堅く奥行きが表されており、冬景とは対照的な描き込みになっています。 冬景では、雪に覆われた断崖が中央にそびえ舟から降りた人物が楼閣に向かって歩んでいる。 力強い輪郭線、冬枯れの樹木が厳しい寒さを感じさせる。 断崖の上の方は天に消えている様に途切れ、下のほうに行くと山の綾線の様に描かれ不思議な空間を創出して おり、この技法は中国の山水画に用いられるテクニックの一つと考えられています。 この複製画は、東京国立博物館所蔵の雪舟秋冬山水図双幅の複製画でございます。 非常に上品で気品ある佇まいの作品です。大切に鑑賞される方にお譲り致します。 状態 経年なるも、作品 表具共概ね良好な状態を保っております。 桐箱 経年による汚れや僅かな割れがありますか、概ね良好で御座います。サイズ 作品 双幅共 44.5cm X 27.5cm 表具 131cm X 38.5cm 桐箱 長さ 46.7cm 高さ 7.5cm 幅 16.5cmこの作品を大事に保管管理され、掲載される方にお譲り致します。解説書もついております。