コレクションを少し減らそうと思い、出品いたしました。どなたかの生活の彩りになれば嬉しく思います。 こちらは中国の唐時代（618-907年）に制作された鍍金の唐草鳳凰紋彫刻食器となります。19cm程と中皿程度の大きさ、金属器らしく薄手で手持ちよく作られ唐代文化を感じられるものです。彫刻はとても緻密で、構図を3層に分けて魚子を背景とし、唐草に鳳凰が見事に彫り込まれています。これだけ緻密な彫刻を施すのに要する労力を考えると唸るばかりです。又、裏面には相思鳥と思われる鳥が一対彫り込まれていますので、吉祥行事用として製作されたことも伺えます。 コンディションとしましては、時代感はございますが欠け等はなく古いものと考えると良好です。日本にも多大な文化的影響をもとらした唐時代の好きな方にはよいコレクションになると思います。 サイズは、h1.2 x φ19.0 cm, 0.3kg です。 ※ 美術品の時代や作家、素材はこちらで100%保証できるものではありませんので、写真と実物にて最終的にご判断をしていただけますと幸いです ※ コレクションを整理するにあたり、古物商の免許も取得いたしております